教育ビジネス

 ちょっと前に教育というものが、産業になっているということを聞いたことがある。教育というと子どもたちに物事の本質を教えるという純粋なイメージがあったりする。しかし、ここにはきたない大人の策略も入っているというのだ。

産業というと自動車、飲食などいろいろを思い浮かべられる。アメリカでは刑務所も産業化しているらしい。私が見る限り、産業というと金になる人間が集まることで条件が整う。これで教育となるとなおさらだ。

教育という名目で稼いでいる所といえば、私立の小中高、塾、大学は一般的に考えられる。私としては教養のために小学校、中学校までは通った方がいいとは思うが、高校から大学となるとだんだんビジネスの色が出始める感じがあったりもする。高校と大学は払う物に対して得るものが的外れだ。自分に対する投資としては最悪。こっちは就職するための書類をもらいたいのに余計に専門的な知識を詰め込まれた。もらった書類も新卒以外人生の大半では関係がない。教えられた知識も興味が無かったのですぐ忘れる。今使っている知識は割と独学の比率が多い。私個人の後悔というと、もう少し自分に対して投資をすればよかったということだ。