トランポリン

自転車で帰る途中、子どもたちが家の庭でトランポリンで遊んでいるのを見た。やはり法律的には大人と言われてはいても、男であればトランポリンで遊びたいのは同じなんだろう。また、ここで私の無駄に豊かな想像力が発揮される。

「人生ってトランポリンで遊ぶようなものじゃないかな」

中二病がまだ残っている。

トランポリンというとひたすらジャンプをして遊ぶ遊具だ。上でひたすら立っているなどただの苦痛だ。しかし、ジャンプをして高く飛べば飛ぶほどスリルもあって楽しい。これは私個人の意見だが、「サラリーマン」と「成功を手にした人間(自分の夢を追っている人)」の違いというのは、このトランポリンでジャンプしているか、していないかの違いではないかと考える。

こう考える根拠としては、

「サラリーマン」というのは1ヶ月間ひたすら働き、給料をもらう。そして出世という「夢」とともに約50年間同じような仕事をしていく。つまりは「安定(y=xみたいな)」で、絶対的な観点から見ればトランポリンの上で立っているだけの方だ。

それに対して、どんな意味でもよいが「成功を手にした人間」は「安定」には満足できない、いわゆる「欲張り屋」である。この人間共は飛んで沈むということを繰り返す、ジャンプを繰り返せば繰り返すほど高度も大きくなり、沈みも同時に大きくなる。ここでの「高度」とはあらゆる意味での成功で、沈みは、リスクあるいは失敗ではないかと思う。つまり、こっちは「不安定、不確定」の方である。

 

考えを文字に起こすのはやったことが無いので、説明がかなりガタガタではあったが、シンプルにまとめると「人生のトランポリンでどう遊ぶか」という事だけであろう。